魅せる職務経歴書の作成ガイド

 

職務経歴書の作成方法とポイント

応募先企業に対して自分のキャリアを効果的にプレゼンテーション(表現・提示・紹介)するために不可欠なツールであり、その内容如何によっては選考過程の比較的早い段階で、事(転職)の成否に影響する『職務経歴書』。当然、その準備・作成には「ストラテジー」と「ストーリー」が必要になる。

そのフォーマットは特に決まっているわけではないが、MS-WordでA4サイズ2ページ程度(経歴が多い方でも3枚ページ以内)が基本。まずはキャリアの棚卸しから始め、「5W1H」を意識して、いつ(When)、どこで(Where)、だれに(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)仕事をしてきたのかを整理した上で、実際の応募先となる「読み手」の視点で作成しよう。経歴詳細は、時系列に沿って職務内容をまとめる「編年体式/逆編年体式」、職務分野・プロジェクト別にまとめる「キャリア式」のいずれかで記載するのが一般的だが、あくまで自分の経歴に合った方法でカスタマイズしながら作成することをおすすめする。

しかし、思いついたままに単に経歴・経験を羅列するだけでは、応募競争率の高い魅力的な求人ほどそう簡単に書類選考は通過しない。求人企業に興味・関心を抱かせ、この応募者に一度会ってみたいと思わせることができるかどうかがポイントになる。そのためには、求人企業のニーズを正しく反映させることはもちろんだが、プレゼンテーション資料作成と同じ要領で、必要に応じて「行間」、「余白」、「箇条書き」、「太字」、「下線」、「網かけ」などの機能をうまく使用するなど、相手に読ませるための工夫も心掛けよう。

また、求人企業は職務経歴書の内容を通して応募者の文章力(語彙力・表現力・構成力・説得力など)のレベルを評価・判断することになりますので、特に職務範囲や応募要件に企画書作成やレポート作成が含まれているポジションへ応募する場合は、自ら墓穴を掘ることがないよう、クオリティーを意識して作成する必要がある。

職務経歴書が完成したら最後に、人材紹介コンサルタントのような第三者に依頼して、プロの客観的な視点でチェックしてもらおう。自分では見落としがちな誤字・脱字、語彙・文法の確認だけではなく、目から鱗のアドバイスやノウハウを伝授されるかもしれない。

キャリアの棚卸しがきっかけで、今すぐに転職という場合でなくとも、現在の自分に不足している経験・実績やこれから習得するべき知識・技術といった課題が浮き彫りになることで、今後の仕事に取り組む意識や行動が変わり、モチベーションの向上につながることもある。

➀ 職歴要約(サマリー)
– 採用担当者が書類選考時にまず最初に目を通す重要な冒頭のキャリアストーリーを300~400文字程度目安でまとめる。
– 冒頭から前向きな印象を与えられるよう意識し、一見して「過去は何をしてきて⇒現在は何をしていて⇒将来は何をしたいのか」が伝わるように記入する。
-「志望動機」を記入する場合は、この経歴要約の最後につなげて挿入するのが望ましい。

② 職歴詳細(1)
– 人事採用担当者がその業界・企業を詳しく知らなくても判断ができるように、具体的に分かりやすく記入する。
– 求人票に記載されている「業務内容」や「募集要件」を参考にして、アピールすべきキーワードを網羅する。
– ビジュアルで伝えるために、「表」や「グラフ」、「画像」を挿入してもOK。
– 会社独自の用語や業界の略語使用はNG。

③ 職歴詳細(2)
– 応募ポジションとあまり関連性のない過去の職歴については、簡潔に記入する。

④ 保有資格・スキル
– 応募ポジションに関わる資格やスキルを記入する。
– 特に、MS-Officeスキル(Word/Excel/PowerPoint)や特定のITリテラシーが求められる場合は具体的なレベルを記入しよう。

⑤ 活かせる経験・知識・技術
– 応募ポジションに活かせる経験・知識・技術を3つほど選び、アピールできる具体的な内容やエピソードを記入する。

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